公演の流れをシステム化

各公演、ワークショップの詰め作業が続く。楽しくも苦しい時間帯…

 

合間を縫って、公演のシステム化の話を進めている。演劇は一子相伝的な所がある。人から人へ。人によって支えられている所がある。なので、人が居なくなると途絶えてしまう。1度途絶えると、再度点火するのはとても大変だ。良い意味でも悪い意味でも人によって成り立っている。システムが確立されていない事が演劇を始めるハードルの高さにも繋がっている。

システム化は嫌なのは解る。が、演劇振興の大切なハードルと考えている。

 

イメージは…

先月、青森大学でTOEICの試験官・会場整理の手伝いをする。そこで「TOEIC試験官マニュアル」を貰う。

全国で行われているTOEIC試験。会社の人間が大人数で全国に飛び回る訳にはいきません。かと言って、東京会場の試験官は質が高いが、青森会場は低いということでは問題がある。画像の様なマニュアル(セリフまで書かれている)があれば、即席で上質な試験官を量産でき、共有し易く、復習もし易い。「ザ・スタッフ舞台監督の仕事」伊藤 弘成(著)の様な素晴らしい本もあるがやはり経験者しか手に取れない。理解できない。このマニュアルは1人TOEICのマスターが居れば運用することができる。センター試験のマニュアル等も同じだがこれは凄く良い気がする…